Auto-community Archivists(オートコミュニティ アーキビスツ)は、人々が生まれながらに属しているコミュニティ(≒家族、地域や団体など)の在り方を可視化するべく、集ったメンバー(アーティスト、社会学者など)がそれぞれの手法で記録・収集し、アーカイブを試みるアーティスト・コレクティブの活動。このアーティスト・コレクティブのメンバーは流動的に入れ替わり、共同制作によるアーカイブを展開し、プロジェクトが社会へ発信されることで、オルタナティブな創造を促すことを目指す。
member
高橋静香
デザイナー
1985年 大阪府生まれ
成安造形大学写真クラス卒業。デザインの仕事のかたわら、子供が生まれたことをきっかけに夫の高橋和広と「あべのま(アートスペース+ギャラリー)」を運営しています。
竹内厚
編集者
1975年 大阪府生まれ
月刊情報誌から編集者としての仕事をスタート。現在、それほど専門性を定めずに編集業とライター業を両立。妻1人、息子2人、娘1人と暮らしています。
寺田就子
美術作家
1973年 大阪府生まれ
小さなガラス玉を覗き込むと、光りが反射し色彩が溢れ、視界が広がります。窓を眺めると、映り込む景色と現実の景色とが重なり合い、奥行きが立ち現れます。見慣れた日常の中に潜む、そんなささやかな出会いに気付けるような美術作品を制作しています。
平田剛志
美術批評
1979年 東京都生まれ
多摩美術大学美術学部芸術学科卒業。専門は近現代美術史、視覚文化論、吉田初三郎の鳥瞰図。2012~17年まで、京都国立近代美術館研究補佐員。日々、美術の鑑賞と研究、記憶と記録を行き来しています。
宮本博史
アーティスト
1978年 大阪府生まれ
身近な人の存立に関することがらをテーマに、写真作品などを制作。存在し成り立っていくこと、人が暮らしている過程に注目して活動している。どこからどこまでが私事の範囲なのか、気になっています。
八木寛之
社会学者
1981年 大阪府生まれ
都市空間の形成過程とさまざまな活動について、その中でも特に商店街に関心を持っています。どのような人たちが商店街や地域の活動に関わっているのか、こうした活動が現代社会の中でどのような役割を持つのかを、インタビューや参与観察などを通して調査研究しています。
横山大介
写真家
1982年 兵庫県生まれ
他者との関係性やコミュニケーションのあり方をポートレート写真の手法を用いて考察している。ここ数年は、ある土地に何回も通いながら、その場でたまたま出くわした人を数珠つなぎするかのように撮影を進めていくシリーズを展開している。
役割
パートナーマネージャー:寺田就子
アーカイブ:天野憲一、宮本博史、八木寛之、横山大介
編集:竹内厚
WEBデザイン:高橋静香
マネジメント:高橋静香、宮本博史
寄稿:平田剛志
協力:篠原資明、CR-Assist
ロゴデザイン:秋山伸